メンタルトレーニングの本を読んでみた~2nlz攻略にむけて

ポーカー

こんにちわ白湯です
普段はPokerstarsの2nlzをプレイしてます
ポーカーは4年くらい前からやってましたが、中々勝ち越せず休止してました。
2021年10月頃ホールデムマネージャー3を導入、再びポーカー熱に火がつく。

本に出合うまで

3ヶ月ほどプレイしてみるも負け越してる現状
スキル不足もさることながら大負けしている日のセッションを調べてみると
大概が平均以上のハンド数をプレイしてました。
せめて負けをゼロに戻そうと普段はしないような無茶なプレイをしてマイナスになっていたのです。

ポーカーは確率のゲームなので正しい判断をしても負けることがあります
しかし予想外にも一度大きく負けると頭に血が登り理性と更なるチップを失ってしまいます。

そんな悩みを抜け出す為にはスキルに関する本を読み直す以前にメンタルから叩き直そうと今回紹介する本に手を伸ばしました。

ザメンタルゲーム


著者ジャレッド・テンドラー
バリー・カーター
訳者 松山宗彦

著者のジャレッドは元々ゴルファーを対象にしたメンタルゲームのコーチでした

エドミラーの本でもポーカーをゴルフのコースをプレイすることに例えていました、メンタルゲームを鍛えることは人生いろんな面で役立ちそうですね
間にちょくちょく相談者の体験談がコラムになっているのも面白かったです

こんなひとにおすすめ

ポーカーの基本は押さえているのでスキル以外を学びたい
自分がなぜティルトしているかわからない
これまでのセッションで受け止めきれない事実がある
ポーカーの事が頭から離れないことがある
メンタルを鍛えたい、安定させたい、など

参考になったこと

成人学習モデル
ある特定のスキルを学んでいく時のプロセスは以下の通りに決まっています
無意識的無能…無知
意識的無能…分からないことを自覚する
意識的有能…意識してスキルを発揮する
無意識的有能…考えず自動的に行うことが出来る(悪い癖も含む)
自分のスキルがどのレベルにいるか気づくことが成長の鍵になります。

分かっていることでも気が緩むと間違った判断をしてしまうのは自分がまだ意識的有能の段階までしかそのスキルを習得していないという事なのです。

ちなみに感情的になりすぎると人間は論理的に物事を考えられなくなり(脳の思考部分に蓋をする)無意識的有能でしかプレイできなくなるそうです。
そうなると学習途上の意識的有能は使えなくなります。
良くも悪くもティルト中は自分が無意識的有能で習得している部分が何か分かるチャンス!!

あと、感情は蓄積していくので小さなティルトも積もり積もるといきなり爆発してしまう、そうなる前に息抜きするべし!
解消に向けての対策を本書では紹介してくれています
大まかには認識、深呼吸、論理注入、戦略的注意換気、これらの繰り返し 止めること

尺取り虫コンセプト
自分の普段のプレイをAゲーム~Cゲームに分類する
良いプレイはAゲーム、普段通りはBゲーム、悪いプレイはCゲーム
プレイの振れ幅は平均すると釣り鐘の形になる(A.Cは少なくBに近いほど多くなる)

本書なはこの釣り鐘型を尺取り虫が前進する姿に例え表現している。
スキルアップする為には良いプレイだけを伸ばしても前には進めず悪いプレイを減らすことが大切なのだ
新しい情報ばかり仕入れても処理しきれない、cゲームを減らすことで精神的余白が生まれる

悪いところを治すのは面倒だからと新しい知識やスキルを身に付けようとしてましたが、出来てないことを見直すのはやはり大切ですね

自分のプレイが普段のどこにいるのか、今のCゲームは昔の最悪のプレイと比べどれだけマシになれたかを知ることで上達を実感できるのではないでしょうか。

・その他ティルトについての説明や対策がこれでもかと言うほど詳しくのべられています
もしもティルトした際のセッション終了後、自分が何処にいるか調べ直すことで気づきの助けになりました
特に面白いと思ったティルトは勝っているときもティルトすることです
負けるはずがないと言う思い込みによる過剰な自信や再び負ける恐怖が原因でルーズになりすぎたりするとの事。
確かに意識してませんでしたが自分にも当てはまりました

本を読んで変えたこと

・ティルトしていることに気づく練習
深くティルトしている最中は自分がティルトしていても抜け出せないことが多々あります
なるべく早い段階でのティルトに気づく事が大切
良いハンドが中々来ないときや小さくても思わぬ負けが合ったときは意識的に深呼吸し気持ちを落ち着かせます
セッション終了後にも改めて自分は冷静にプレイできていたか振り替えるようになりました。

・タイマーを利用する
この本を読んで一番ためになったのはこれです!
時間を決めてプレイすることでティルトしていても強制終了できます
現在は1セッション30分でかならず休憩を挟みます。
はじめはアラームも延長延長とやめれば良いものを意味もなくプレイしていましたが、時間を守れた日守れなかった日で卓上カレンダーに◯×をつけてくことで徐々に自分ルールを守れるようになりました

休憩を挟むのが何よりも大切でした

・振り替えりをする、メンタル日記をつける
セッションで気になったハンドのレビューとメンタル状況の変化を記録する
これも卓上カレンダーにA⁺からC⁻の評価を記録しています。
やみくもに回数をこなすより疑問に思ったハンドを見直し次回以降に生かすようにしています。

・燃え付き症候群対策にオフの日を作る
ポーカー以外の趣味時間を作る
積極的にポーカー以外の趣味を作ることでポーカーに依存しないようにしています
やることが他にないと調子が善くないときでもだらだらプレイしてしまいます
ポーカーは常に頭がクリアな時に考えながらプレイしていきたいですね。
自分は本を読んだり、筋トレ、ランニング、ラップをしたりしています。

おわりに

年内2nlz攻略を目標にぼちぼち継続中です
ゆくゆくは上のレートも攻略できたらなと思っています。
最近地元のボードゲーム喫茶でもポーカーが出来ることを知りモチベーションになっています。
身近に仲間が出来ると違ってきますもんね。
コロナが落ち着いたら海外のカジノにもいこうとおもっています。

先日ボーリング大会に参加、順番的に自分が最後でその一球が勝敗を分かつシチュエーションがありました。
結果は見事のガーター、、(直前二連続ストライク出したのに、、)
つくづくプレッシャーに弱いなと思います。

スキル面でも勉強することは山ほどありますが
どの部分が足りてないか明確にするためにも基本的なことからコツコツ勉強してこうと思います。

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