【書籍レビュー】自分の小さな「箱」から脱出する方法

どーも白湯です。

今回紹介したい著書はこちら

※自分の小さな「箱」から脱出する方法
大和書房
アービンジャー・インスティチュート:著
金森重樹:監修/冨永星:訳


社会経験豊富な白子にオススメされて読んだ、対人関係をより良くする為の本です。

この本から自分がいちばん学んだことは、「人を責めたら幸せにはなれない!!」です。

何時もカッカしている人って全然幸せそうじゃないですよね。
自分も怒っている時はとっても嫌な気分、しかも後々の後悔に襲われて、、ああ憂鬱。

そもそも相手を自分の思い通りに操る事はできません、心は本来その人自身のもの。
責めるのをやめてみると、自分自身なにをすればいいのかを考え始めます。

「会社や家族の存在理由や目的って何だろう」

「今まで相手を責めていたけど、問題の原因ってほんとうに相手にあったのか」

「自分に出来る事はもっとないのか」と言った具合です。

人を責めている間は、相手の悪いところを常に見つけ、自分は相手と比べいかに優秀であるかをずっと気にしています。

攻撃は最大の防御と言いますが、常に攻撃態勢でいたらあっと言う間にヘロヘロです。

いつも気を張って人の粗を探している生活、なんてストレスフル。
相手も次第に注意に逆らい、自分が嫌がる事をして仕返ししてこられたら、まさに悪循環。
一刻も早く無駄な争いから抜けだし、本当にやるべきことを見つめなおしましょう。

「争いは争いを呼ぶだけなんだろうね」

あと、人を責めるのをやめると、相手をひとりの人間。としてみることが出来ます。
目の前にいる人には自分と違った考えがあって、それは当たり前な事に気が付きます。

人間みんな同じだったら世界は退屈でしょう、いろんな人間がいる事を受入れられないのも窮屈ですよね。
それは知らぬ間に相手を責めて、悪い所しか見えなくなっているのせいかもしれませんよ。
人を責めているときより、人の為になる事をしていた方が気分はいいものです。

本当に相手の為になっているかを考える上で重要な事は「自分を偽らない事」だと思います。

”めんどくさい、かえって迷惑だ、他の人がいるから、時間がない、二日酔いだから”

今、自分が相手の為にしようと頭をよぎったことに対して、こういった自分を正当化する理由をつけて最初の思いたちを捻じ曲げる事こそ自分を偽り、そんな自分を誤魔化す為に相手を責めはじめてしまっていたのです。

改めて人生は自分に正直でありたいものだと本を読みながら感じました。

だけどその正直さや素直さが本当に屈折したものの見方でないか、求めるべきなのはベストより、ベターなのではないでしょうか。

読み終わってから世界の見え方がとても心地の良いものになり一日を大切に思えるようになりました。
自分の事だけじゃなく人の事を考えるようになったからだと思います、重みが違いますね。

そんな感じで、今日もありがとうございました。どーも

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